カステラの法則を使えば好きなものが手に入る

カステラの法則ってご存知ですか?

「私カステラ好きなんですよ~」「カステラ大好物です!!」ってカステラが大好きな人がそれを周囲に言っていたとします。

そうすると周りの人は自然と「あの人カステラ好きって言ってたなぁ」と、お土産を買うときとか、美味しいカステラ情報を手に入れた時にその人のことを思い出しますよね。

お土産なんて最たるもので、確実にカステラを買ってきてもらえるようになります(笑)

食べ物がとても分かりやすい例ですけど、いろんなところで応用できます。

引き寄せに近い感じがしますけど、カステラの法則は周囲に「好き」を公言しているということがポイントです。

食べ物で経験したカステラの法則

昔、菓子卸会社に勤めていました。

卸会社なのでそれはそれはもう全国からたくさんのお菓子が集まってくる夢のような職場でした♪

その会社では当然新商品のサンプルや、新しく取引が始まったお菓子メーカーのサンプルが山のようにあります。

さらに、展示会に出展したり自社開催の展示会もしていたので、定期的にめちゃくちゃたくさんのお菓子のサンプルが集まります。

得意先へ配りきれなかったものや、賞味期限が間近になったお菓子のサンプルはスタッフで山分けすることもありました。

その時、私は「昆布とかワカメのお菓子が好き」「素朴な味のビスケットがすき」「●●のおかきめっちゃ美味しい」ということを常に素直に感想として言いふらしていました。

別にもらおうと思って言っていたわけでは無くて、本当に美味しくてお気に入りだから、ぜひみんなも食べてみてっていう意味を込めて話していたんです。

そうしたら、お菓子の山分けタイミングが来た時に、「三宅さんこれ好きでしょ?」とか「三宅さん好きそうなやつあったよ!」とかって言ってくれるんですよ。

もちろん他の子が好きだって言ってたやつと被ったら分けますけど、結構レアなやつばっかり言ってたんで、知らず知らずのうちに好きなお菓子が集まるようになりました。

こんな感じで私のように「これ好き」っていうのをちゃんと口に出して言っている人の元には、その人が好きそうなものが自動的に集まっていきました。

当然私も「あ、これ●●さんが好きそうなやつやな~」みたいな感じでより分けていましたし。

「好きなもの」を素直に公言するって結局自分にとってラッキーな事が起こります。

好きな国で経験したカステラの法則

食べ物に限らず、国や地域なんかも「好き」を公言しておくと、モノや情報が集まりやすいです。

職場の仲間に台湾がすごく好きな方がいました。

1年に4回ぐらい台湾に行っているような方で、好きすぎて中国語勉強していましたし、現地の友達もつくっていました。

そんな彼女を見ていたら、台湾情報を仕入れたらすぐ教えたくなって、「今度ここで台湾イベントあるみたいですよ!」とか「台湾今こんなのはやってるらしいから次行ったとき見てきてくださいよ」みたいな会話に花が咲きました。

その時私は台湾に行ったことがなくて、全くどんなところか知らなかったんですが、彼女と話しているうちにだんだん台湾に興味がわいてきました。

向こうは自分の好きな国である台湾に興味を持った人が目の前にいるので、いっぱいいろんな基礎情報を教えてくれます。

私は素直にその情報を頂いて、最後には一緒に台湾旅行にいきました。

これがきっかけで、私もすっかり台湾が大好きになりました。

その後一人で2回ぐらい行ってみて、ますます嵌っていきましたが、コロナであえなく旅行はストップ・・・

でも、新しい職場で私は「台湾が好き!また行きたい」っていうのをいっぱい言いまくりました。

当時ちょうど台湾スイーツブームだったので、会社の人がふと台湾カステラのお店の前を通った時、「三宅さん好きそう」って思ってくれたんです。

その人がお土産で買ってきてくれて、みんなで台湾カステラを食べるという楽しいエピソードが生まれました。

その時「普段から台湾が好きって言ってたから、これは絶対買って帰らなきゃ~って思ったよ」と言っていました。

「あの人なら喜んでくれる」「ぜったいこれあげたら嬉しいはず」っていうのが分かっていると、買ってあげたくなるんですね。

私が最初に台湾好きの人に台湾情報を教えていたのもまさにそれで、情報を渡すことで喜んでほしかったし、知らないままだったらかわいそうだから絶対伝えておきたいっていう謎の正義感からでした(笑)

私が猫好きということは知り合い全員知っている

こんな感じで、もう一つ私にカステラの法則が発動するのは「猫」に関してです。

猫を飼っていることは当然公言していますし、身の回りのものに猫グッズはさりげなく忍ばせています。

動物に興味のない人ですら「三宅は猫を飼っていて、猫が好きである」ということを知っています。

例えば2月22日は猫の日ですが、ニュースで猫の日だという事を知ると「そういや今日猫の日だけどなんかするの?」と会話を切り出してくれたりします。

自分の好きをちゃんと普段から伝えておくことで、相手の会話のきっかけづくりになります。

これってある意味雑談力なんですよね。

何も情報がない人と話すときの無難な会話って、天気ぐらいしかないわけです。

初回ならともかく、毎回天気の話するわけにもいきませんし。

でも自分の「好き」を会話や身の回りの品でアピールしまくっておくことで、ネタになります。

あわよくばモノや情報が無料で巡ってきます。

私の誕生日には猫モチーフのプレゼントが来ることが多いですが、そりゃそうですよね(笑)

猫モチーフなら私はめちゃくちゃ喜ぶってみんな知っていますから。

相手も”外す”心配がないので安心なわけです。

理想の実現にもカステラの法則は通用する?

と、割とここまでは物質的な話をしましたが、モノ以外でもカステラの法則はもちろん通用します。

「好き」や「得意」を普段から惜しげもなく披露し、宣言しておくことで自然とチャンスが巡ってきます。

私の場合「ハーブ好きだし、お客様と話すのもめっちゃ楽しい」っていうのをハーブガイドをやっていた時に言いまくっていました。

すると3年後「うちの会社でハーブのクラフト企画やってくれませんか」と、かつての上司からオファーが来たんです。

もちろんお互いもう職場も職種もハーブとは無縁のところにいたのに、その人が「イベント企画」を検討している時にふとハーブが浮かび、「ハーブといえば三宅!」ってなった模様。

こんなご縁があるものなのか…とビックリしましたが、もし当時私がハーブガイドの仕事が好きなのに、それをあまり声に出さずに黙々とやっていたら?

もちろんその人の記憶には残っていないでしょう。

「この仕事めっちゃ楽しいです!」っていうのを言っていたおかげで、巡り巡って新たな仕事につながったのです。

「引き寄せの法則」は自分だけのノートに書いたり、神様にお願いしていくなかで、潜在意識に刷り込まれてお試しの時に選択を変更することで理想に近づいていくイメージなんですが(違ったらすみません)、カステラの法則は「人に伝えておく」というのがポイントです。

そう、カステラの法則は「伝えた人が叶えてくれる」のです。

だから黙っていたら誰もカステラを買ってきてはくれないんですよ。

もしあなたに叶えたい理想があったら、それを周囲の人に「伝える」ことをしてください。

その周囲が多ければ多いほど、あなたと親しい人であればあるほど効果は絶大です!

ぜひ試してみてください!

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