開業するにあたってやったこと

15年ほど会社員生活を送ってきていたので、正直自分がまさかこの年で「開業」するなんて思いもしませんでした。

フリーランスで働いている知り合いは一人か二人ぐらいいましたが、自分の生き方をそちらに寄せるなんて微塵も考えていなかったです。

ところがどっこい!

2022年1月についにフリーランス界隈にぽんっと飛び込むことになったんです。

右も左も分からないこの世界。

とりあえず決める事もたくさんあったし、調べなきゃいけないこともたくさんありました。

まずは現時点で終わらせたタスクをご紹介します。

今後独立する予定の方のご参考になれば幸いです。

会社に辞意の意向を伝える

当たり前ですけど、これめっちゃ大事です。

バックレとかもちろん駄目ですよ。(会社がブラック過ぎる場合は別ですが)

どう転んでも自分が辞める事で自分がやっていた仕事は「誰か」が引き継ぐことになるのですから、当然いろんな準備ってものが必要です。

法律上は退職届提出してから2週間で辞められるそうですが、大体の会社は1か月前に言わなきゃいけないとか社内規定がありますよね。

ちなみに私の最後の会社は2か月前申告でした。

少人数で回していたのとシフト制だったので、一人抜けるということは、残るメンバーに結構な負担がかかるんです。

ただし「私が辞めたらみんなや会社に迷惑がかかる」「私が居ないと仕事が回らない」などということは、すべて妄想にしかすぎません。

過去、いろんな会社で人が辞めてギリギリの状態になったことは多々ありますが、何とかなります。

あの人しか分からないことがあっても、結局今分かる情報で対処していくので、何とかなります。

そういや昔、会社貸与のPCにBIOSパスワードかけて飛んだ人が居て、それはさすがに何てことしてくれんだってなりましたけど。

※BIOSのロックを解除するのはなかなか大変らしい

とにかく、一緒に頑張ってきた仲間には少なからず確実に「負担」をかけることにはなりますが、ここに罪悪感を抱く必要はありません。

むしろかけてしまう負担を極力少なくする工夫や努力を惜しまず、いかに綺麗に辞めていくか。

ということに思考をチェンジしましょう。

そうすれば「あの人は辞める直前まで会社やみんなの事を思ってくれていた」という評価になります。

「もう辞めるからどうでもいい」なんていう態度はお勧めしません。

もし独立前提の退職であれば、良好な人間関係を築いておくことで、かつての仲間がピンチの時に助けてくれる可能性だってある訳です。

仕事を回してくれるかもしれません。

誰かを紹介してくれるかもしれません。

応援してくれる人は一人でも多いに越したことはなく、わざわざ自分から敵を作るメリットは一つもないんです。

それがどんなに憎たらしい会社だったとしても(笑)

何で収入を得ていくのかを決める

本当は会社員時代に副業をスタートさせて、そちらが軌道に乗ってから会社を辞めるのが理想だと思います。

何しろ無収入になるのですから、よっぽど資産形成していない限り、常にお金の不安と向き合うことになります。

ストレスって色々ありますが、人間関係、健康、お金って、一生のうちかなり付きまとうストレスだと思うんですね。

特にお金は大抵の人にとってみれば「いつも足りない」というストレスに向き合っていると思います。

本当はもっと欲しいけど、どうすれば手に入るか分からない。

もっと贅沢がしたいのに、贅沢できる資金がない。とか。

会社員を辞めることはこの不安に勝たなければいけないんです。

では私が会社員時代に副業をする時間が取れていたかというと、まぁちょっと無理があったなとは思います。

やはり残業月100時間ぐらいやってたので休みの日は家事と洗濯と習い事をこなすのに精いっぱいでした。

ここで家事代行を頼むとか、習い事はいったん辞めて副業を始めるとかいう選択肢がとれていたらよかったのかもしれません。

ですが、どうにも疲れてやる気が起きなかったので(笑)、そんな思考には至りませんでしたね\(^o^)/

ただ、今の仕事をそのまま外注としてやらせてほしい。という交渉だけしました。

結果、私はかつての職場から自分の得意分野の仕事だけを持ち出して、とりあえずの収入に変えることができたんです。

誰もがすべて新しい仕事を構築しなければいけないわけでは無いんですよね。

こんな選択肢もあるんだよってことで、もし在宅ワークが叶う専門職だったら交渉の価値はあると思います。

開業届を出す

脱雇われということで、当然必要になります開業届

この時、屋号を決めるかどうか選択を迫られるのですが、私は自分のサービスが決まっていなかったのでかなり悩みました。

これから何を社会に価値提供していくのかな、私は…とモンモンしたわけです。

別に屋号なしでも開業は可能ですが、せっかく独立するのに屋号がないのってなんかさみしいなって思ったんです。

そして私は最初からWebサイトを開設するつもりでいたので、これのドメイン名にも屋号は関係します。

2日間ぐらい案出しの時間を取って、「IRS=ideal realization support」という屋号に決めました。

日本語で「理想実現支援」という言葉です。

理想は語るだけではなく、実現させていく事に意味があるという思いを込めております。

世の中にはすでにIRSという名前の会社は存在していて、ストレートのドメインを取るのは難しかったので、間にハイフンを入れることで解決。

i-r-s.netというドメインはかくして私のものとなったのです♪(ちなみに法人じゃないとco.jpは取れません)

ドメインってもう先に取られている事の方が多いので、工夫して取得できるかどうかも同時に調べながら決めました。

自分の思いを乗せた屋号でドメイン取れないと悲しいですからね。

開業届は無料でフォーマットを使えるfireeeで作成して、プリントアウトして税務署へもっていきました。

こういうのは素直にサービスを使わせてもらう方が不安もなく、失敗も少なく済みます♪

事業用の銀行口座を作る

個人事業主だと自分の生活費と事業費がごっちゃになりがちです。

ということで世間でおすすめされているのが、個人事業主用の銀行口座開設です。

私も月締めの契約なので、支払いを今までの給与口座ではなく、事業用口座に振り込んでもらいたいと考えていました。

また、今後いろいろなネットビジネスを展開するにあたり、振込先が個人の口座ではちょっと…と思いますので、必ず開設したほうがいいです。

ネットバンクでもいいですし、地銀、メガバンクでもどこでもいいですが、銀行によって屋号のみで作れたり作れなかったり色々違いがあるようです。

私はネットバンクと、メガバンク1つずつ開設することにしました。

元々会社から給与を振り込んでもらっていた三井住友銀行で事業用の口座を開設することで、メイン取引先である前職場も振込手数料がきっと安く済むだろうと思ったからです。

ネットバンクは万が一メガバンクで口座が作れなかったときの保険です。

事前に三井住友銀行での事業口座開設方法を調べました。

個人事業主なので、法人口座ではなく営業性個人口座といいます。

(私は最初全部法人口座って呼ぶのかと思ってました笑)

三井住友銀行は、営業性個人口座の開設は比較的容易であるというブログもあれば、開設できなかったというブログもあり、何が真実なのか不明です…。

落ちることもあるの!?!?法人じゃないのに!?!?!とドキドキです。

事業を行っているエリアを担当している支店にあらかじめネットから来店予約を申し込みます。

数日後電話がかかってきて当日の持参物などを教えてもらいました。

  • 開業届の控え(私は控え原本を持参しました)
  • マイナンバーカード(なければ通知カードと本人確認書類)
  • シャチハタではない認印

というのが必要な持ち物でした。

念のためクライアントとの契約書も持って行きましたがこちらは使いませんでした。

まったくもってスムーズに手続きが進み、あれよあれよとしていくうちに無事開設できました。

「これって口座作れない人もいるんですか?」って聞いてみたんですが、「書類さえそろっていたら大丈夫ですよ~」って言われました。

昔より規制が緩くなっているのかよく分からないですけど、作れない条件を聞き出すことはできませんでした。

なぜあのブログの人は作れなかったんだろう…疑問が残る。

とりあえずぜひメガバンクで作りたい人は三井住友銀行に行ってみてください\(^o^)/

メガバンク怖いようって思っていましたが全然平気でした♪

ちなみに、ネットバンクはGMOあおぞら銀行で開設申請しているのですが、事業を行っている事実を提出する必要があるので、HPとかパンフレットなんかの提出が求められます。

こっちの方が整ってないので、まだ申請できずにいるっていう(笑)

まぁHPはようやく形になったのでそろそろ申請しても落ちないとは思いますが。

なんだよぅ~ネットバンクの方が開設大変じゃーん。ってなったお話でした。

これからやる事

あとは事業用のクレジットカードを作るつもりです。

もちろん銀行の窓口で作るよう勧められたのですが、このまま窓口で「はいはい作るつもりだったんです~」と契約するのはもったいないです。

クレジットカードを開設するなんていうのは、絶対アフィリエイトのセルフバックか、ポイント還元サイトを経由して作らないと損でしかありません。

10000円ぐらいキャッシュバック平気でありますからね、クレカは。

これをみすみす銀行の窓口で申し込んでいたら何にもバックありません。

あらゆる予約、申込、契約はカウンターでしてはいけないのです。

この積み重ねでたまったポイントはあとからお金に変わるのですから…。

ちなみに私は会社員を辞めてどさっとやってくる税金のうち、住民税半年分はクレカでたまっていたポイントを現金に換えて払いました。

すべての支払いをクレカに寄せていて、かつリボ払いほぼ一括にしているのでポイントが毎月2重についています。

これにより、たった2、3年の間に勝手にたまったポイントが6万円以上になっていて、住民税の支払いほぼ全額に充てれました。

しかも私の住んでいる自治体の住民税はクレカで払えるのでもちろんクレカ払いです。

これでまたポイントが付くのでキャッシュバックみたいなものです。

銀行振込とか現金払いは損でしかないと思うので、払えるものはすべてクレカで行くべきだと思います。

ということで、もう一息で「形」が整う状態まで来ました。

コンテンツ作りと形を整える行動は並行でやる必要があるのでちょっと大変ですが、忙しくておろそかになったり、損したりしないよう計画を立てて進めていきましょう♪

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